売上を上げる為の仮説をたてて実際に売上を上げることに成功した時にやりがいを感じます。例えば、今まで当社で販売をしていなかった新しいカテゴリーの商品を導入してその商品が実際に大きな売上を作ることが出来た時や、メーカー様とタイアップした企画を立案してその企画が成功した時などですね。
社内研修でアメリカに2度行かせて頂いたころが記憶に残っています。私の入社の動機の一つに海外研修がありました。ウォルマートでは当時の日本では見ることのできないような価格でデイリーな商品を販売していました。ホームデポは家一軒を立てることが出来る程の圧倒的な品揃えに圧倒されました。その他のアメリカの小売店舗も独自の販売スタイルを構築していることに感銘をうけました。新しい発想を生み出すためには自分に刺激を与え続ける事が大事ですね。
自分達が作成したチラシに掲載された商品がお店で売れているのを見た時はとてもうれしく思います。特にそれが季節・時流を考慮して掲載した商品の場合は格別です。また自分達が作成した販促物がお店の売場に取り付けられているのを見た時も同様にうれしく思います。お店の売場作りのお手伝いが少しは出来たのではないかと感じています。
新店オープンのチラシ作りは毎回サイズも大きく、タイムの良い所をどのようにしてお客様にお伝えするかいつも以上に考えるのでチラシが完成した時の達成感は忘れられません。新店は販促物作成の仕事も最初何もない売場に販促物が取り付けられていく事で最終的にイメージ通りの売場が完成する一連の流れに関わるのでとても記憶に残ります。
企業には「成長性」と「収益性」という2本柱があります。店舗開発課の仕事は新規出店の物件開発という立場で会社の成長性を大きく左右する仕事です。「出店無くして成長無し」を心に瀬戸内地域のドミナントに向けて努力しています。
もう一つの重要な仕事に店舗管理業務があります。お客様に直接関わる現場スタッフが働き易く、お客様が快適にお買物を楽しめる店舗作りの為に、店舗設備の修繕や店舗管理の立場からサポートしています。
私は店舗開発に来る前にアミーゴ4店舗・タイム8店舗で店舗勤務をしていました。中でもアミーゴつかしん店・タイム一宮店・タイム備前店のオープンに関われた事はとても記憶に残っています。大変な仕事でしたが多くの信頼できるスタッフやお取引先様に恵まれて、地域のお客様に喜ばれるお店を作る事が出来ました。
店舗改装に関しては、長年地域に親しまれつつも時代や環境に対応できなくなりつつあるお店を文字通り「生まれ変わらせる」ことをお手伝いします。元々その店舗が持っている「強み」を生かしつつ新たな魅力を追加するために、同業他社はもちろん、異業種の店舗も参考にします。自分たちの店舗を客観的に見るようになったため、直すべき欠点に目が行きがちですが、今まで気づかなかった自社の良いところを再発見できました。また改装後に店内に入って来られるお客様が、今までのイメージと違うことに対し、驚きと興奮を覚えて頂けたり、改装店舗スタッフから「よくなりましたね!」と声を掛けてもらえることが励みになります。
今年から新たに出来た部署ですので、今年行った三つの店舗改装が主な仕事になりました。社内にない部署であり、直接引継ぎがあったわけではないので、手探りで仕事を行いました。また部下もいない一人部署なので身軽に動ける半面全ての作業を自分でこなさないといけない大変さも味わいました。特に今年最後に行った中庄店の改装では、自社最大級の売り場面積の大規模な改装だったので準備期間や改装計画を含め非常に苦労しましたが、改装後の売上が好調に推移し、また店舗スタッフからも「とてもきれいになってよかったです」と言ってもらえたので、少し肩の荷が下りた気持ちになりました。